
スマホやパソコンで、AIを使う機会が増えていませんか。
調べものをしたり、メールの文章を考えてもらったり、話し相手になってもらったり…。とても便利な反面、自分の情報が「流出していないか心配」「詐欺に使われそうで怖い」と感じている方も多いのではないでしょうか。
トレンドマイクロの個人のお客さま向けブランド TrendLife™ が2026年3月に日本在住の18歳以上の男女1,560人を対象に行った調査でも、そのような声が浮かび上がりました。本記事では調査結果をもとに、AI時代に気をつけたいことと、簡単にできる対策を紹介します。
「使いたい」と「怖い」、どちらも9割以上の人が感じていた
調査では、AIの進化に「期待している」と答えた人が91.5%、「不安に思っている」と答えた人が92.8%という結果でした。つまり、多くの人が「AIは便利だけど怖い」という、ふたつの気持ちを同時に持っていることがわかります。

実際、すでにAIを日常的に使っている人は少なくなく、主な使い方はメール・文書の作成(32.4%)、ネットショッピングの情報収集(25.0%)、話し相手として(23.1%)などが上位に挙がっています。AIは私たちの日常に少しずつ浸透してきているようです。
心配しているのに、対策していない人がほとんど
AIを使っている人(1,192人)のうち、「自分の個人情報が安全か心配」と答えた人は97.2%という結果でした。ほとんどの方が不安を感じていることがうかがえます。
しかし、実際に個人情報を守るサービスを使っていた人は、大きな買い物などでネットに情報を入力した経験のある人(510人)の中でわずか6.5%でした。
「心配だけど、何も対策ができていない」という方がほとんどの中、どんな対策をするべきか迷う方も多いかもしれません。この記事の後半で、簡単にできる対策をまとめます。
親の9割以上が安全なツールを求めている
18歳未満の子どもを持つ保護者(303人)のうち、47.5%が「子どもが定期的にAIを使っている」と回答。7歳未満でも使っている家庭が約1割でした。
子どもが定期的にAIを使っている家庭のうち、「子どもが安全にAIを使えるツールがあれば使いたい」という保護者は94.5%という結果でした。

AI利用が子どもにも広がる中で、安全に使わせたいという親の思いも強く、サポートしてくれるツールへのニーズが高まっているようです。
「AIを使った詐欺を見破れる」という人は、100人中たった8人
AIを使った詐欺やなりすましを「自信を持って見破れる」と答えた人は、全体のわずか8.5%。逆に「自信がない」と答えた人は70.4%にのぼります。

また、もし詐欺被害に遭ったとき「どうすればいいかわかる」という人は11.2%だけ。62.1%の人が「対処法がわからない」と回答しています。
知っておこう!AI時代の新しい詐欺の手口
最近の詐欺は、AIを使って「見た目も、聞こえ方も」本物に近づいてきていると言われています。代表的な手口を知っておくことが、被害を防ぐ第一歩につながります。
AIで声や顔をそっくりコピーした「ディープフェイク」による詐欺
AIを使って家族や友人、有名人の声・顔を偽造し、「お金が必要」「急いで振り込んで」などと頼む手口です。ビデオ通話でも本物と区別がつきにくいケースが報告されており、「顔が見えたから安心」とは言い切れない状況です。
自然な日本語文章が届く「フィッシング詐欺」
以前の詐欺メールは日本語が不自然で見分けやすいこともありましたが、最近はAIが使われているため、銀行や宅配業者からの本物のメールと区別しにくいほど自然な文章が増えているようです。心当たりのないリンクへのアクセスには注意が必要です。
絶対に儲かると誘う「SNS型投資詐欺」
SNSに「AIで自動的に稼げる」「著名な専門家が推薦」などの広告が表示されることがあります。有名人の顔が載っていても、AIで作られた偽物を疑ってください。
今日からできる!5つの簡単な対策
特別な知識がなくても取り組みやすいものばかりです。まずはこの5つを意識してみてください。
- 「急いで!」と言われたら、立ち止まる
詐欺師は焦らせて判断を曇らせようとします。急かされたときほど、まず立ち止まって「一度電話を切る・後で確認」する習慣を心がけましょう。
- ビデオ通話でも「本当に本人?」と疑う
顔が見えても100%安心とはいえない状況も出てきています。家族だけが知っている「合言葉」を事前に決めておくと、いざというときの確認に役立つかもしれません。
- メールやSMSのリンクは気軽にクリックしない
銀行や通販サイトを装ったメールが届いても、リンクはクリックせず、自分でアプリやWebサイトを開いて確認しましょう。
- 「絶対儲かる」話は疑う
「AIで必ず稼げる」「リスクゼロ」といった話には、詐欺の可能性がある場合も多く、慎重に判断することが大切です。
- 家族で「あやしいと思ったら話す」ルールを作る
「変なメールが来た」「妙な電話があった」と気軽に話せる雰囲気づくりが、家族を守るうえでとても大切です。子どもやご高齢の家族への声がけも、ぜひ意識してみてください。
もし詐欺の被害にあったり、不審に思ったりしたら、一人で抱え込まずに相談してください。
- 消費者ホットライン:188(局番なし・無料)
- 警察相談専用電話:#9110
- 国民生活センター:https://www.kokusen.go.jp/
「詐欺バスター」AIで巧妙化する詐欺を防ぐ
「何から始めればいいかわからない」という方には、スマホに入れるだけで使えるアプリがおすすめです。
【詐欺バスターで詐欺電話をブロック!】

詐欺バスターは、特殊詐欺の疑いがある電話を無料でブロックできます。※1
詐欺電話の検知には自社データに加え、警察などの公的機関より提供されたデータを活用しています。
※1 iPadOSでは詐欺電話対策をご利用いただけません。iOSでは発信時のブロック(自動的な切電)はご利用いただけません。
以下のアプリストアよりインストールしましょう。※2
※2 本製品は30日体験版から利用を開始いただきます。詐欺電話ブロックの機能は体験版終了後も無料でご利用いただけます。

QRコードからインストールする
その他の機能(クリックして詳しく見る)※有償版のみの機能です

怪しいWebサイトやテキストメッセージ、オンライン広告をスクリーンショットで撮影し、その写真をアプリに送信すると、詐欺の可能性がないか、AIがチェックします。

詐欺の可能性があるメッセージをSMSフィルタで識別し、迷惑メッセージフォルダに自動で振り分けます。

個人情報や金銭を狙うフィッシングサイトや、不正アプリをダウンロードさせるサイトなどの、不正なサイトへのアクセスをブロックします。
※ iOS・iPadOSではSafariのみ対応

ビデオ通話やライブ配信において、ディープフェイクによるなりすましの可能性がある際は警告を表示します。LINE、Instagramなどの、ビデオ通話機能やライブ配信機能があるアプリ各種でご利用いただけます。
詐欺バスターの詳しい説明はこちら
「ちょっと気をつける」が、家族を守る
AIは今後も私たちの生活に深く関わり続けるでしょう。「怖いからAIを使わない」という選択もありますが、安全に使うための「備え」を意識してください。
特に、子どもやご高齢の家族がいる場合は、「何かあったら話してね」の一言が安心につながることもあるかもしれません。まずは身近な人と「最近こんな詐欺があるらしいよ」と話してみましょう。
調査概要
調査名:「AI利用やデジタルライフに関する実態調査 2026」
調査期間:2026年3月25日~4月3日
対象:日本在住18歳以上男女1,560人
調査方法:インターネット調査
パーセンテージは小数点以下第二位を四捨五入した数値です。
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- TREND MICRO、およびウイルスバスターはトレンドマイクロ株式会社の登録商標です。
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- 「Microsoft」はMicrosoft Corporation の商標です。




